当事務所代表は、中小企業診断士としては数少ない「コンクリート業界」出身です。
コンクリート関連市場は、昨今ますます縮小の一途をたどっています。
近年では、生コン出荷量は最盛期の三分の一ほどにまで落ち込み、今もなおその傾向に変わりはありません。
さらに、従業員の高齢化や若者離れによる人材不足、IT化の遅れ、事業承継問題、最近では原材料価格の高騰やドライバーの時間外労働時間規制など、業界各企業が抱える問題は多岐に渡っています。
しかし一方で、業界に対する社会からの期待も大きなものがあります。
SDGsやカーボンニュートラルが叫ばれて久しいなか、コンクリート業界には新たな取組への注目が集まっています。
大手ゼネコンとの共同研究によるCO₂吸収コンクリートの開発が進められ、公共工事では高炉スラグやフライアッシュの積極利用を推奨する自治体も増加しています。
そのような取組への期待をあらわすように、経済産業省が公表している補助金関連資料においても、コンクリート関連事業は高い評価を得ているのがわかります。
以下は、経済産業省が補助金公募データからAIを活用して、「統計上有望な事業テーマ」を抽出したものです。
(出典:経済産業省「事業再構築に向けた事業計画書作成ガイドブック」)
このなかで、コンクリート製造・開発は「有望度”中”」とされています。
(ここでいう有望度とは、「採択率」×「申請率」で示されるもののことです。)
この表から読み取れることは、申請率はやや低い(補助金を申請する事業者が少ない)ものの、「採択率が高い」ということです。
さらに、採択率については、他業種と比較して「最も高く」なっているのがわかります。
補助金は、審査を通じて国などが「がんばって欲しい事業者」を支援するためのものですから、採択率が高いということは、それだけ期待されている事業だということができます。
当事務所では、コンクリート試験機関での経験に加え、コンクリート診断士・コンクリート技士資格を保有している代表が、コンクリート業界での知見と、中小企業診断士としての専門性を生かして、補助金申請支援を始めとした様々なご支援を行います。
初回面談は無料です。「なにから手を付ければよいかわからない。」、「とりあえず話を聴いて欲しい。」等々、どのようなご相談でもお受けいたします。ぜひ一度お問い合わせください。
お問い合わせは下記ボタンから↓